年利とは?

年利とは、利子の支払期間を1年単位とする場合の、元本(基準金額)に対する利子の割合のことを指し、実質年率とは、「残債方式」により計算された年利のことを言います。

残債方式とは、借入残高に基づいて利息を計算する方法のことです。

一方、最初に借り入れた元金に基づいて利息を計算する「アドオン方式」というものもあります。

アドオン方式により計算された利息と比較すると、残債方式により計算された利息の方が低くなります。

この点を、実例によりもう少し詳しく説明しましょう。

一例として、借り入れた30万円を3回に分けて毎月返済する場合を考えてみます。

また、利率は年12%(つまり、1か月あたりの利率は1%)とします。

この場合、10万円に利息を加えた額を毎月返済していく形になります。

まず、残債方式により毎月の返済を計算すると、1回目の返済では、元金30万円に対する1%、すなわち3,000円がその利息となります。

したがって、1回目の返済額は10万3,000円です。

そして、この方式ではすでに返済した10万円が除外して計算されるので、2回目の返済にあたっては、20万円に対する利息すなわち2,000円を上乗せして支払います。

同様に、3回目に支払う利息分は1,000円です。

したがって、支払った利息の総額は6,000円です。

しかし、これをアドオン方式で計算すると、1回目の返済では、元金30万円の1%(3,000円)を上乗せします。

そして、2回目以降も、計算の基準となるのは元金30万円なので、3回目まで毎回3,000円の利息が上乗せされます。

したがって、支払う利息の総額は9,000円となります。

このように、残債方式で計算された実質金利の方が、支払うべき利息は低くなることが分かります。

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