債権とは?

債権とは、例えば物を買ったら代金を支払ってもらう、お金を貸してあげたらお金を返してもらう、というようにある特定人が他の特定人(債務者)の一定の行為(給付)を請求する権利のことを言います。

債務者が債務を履行しない場合(債務不履行)、裁判所に訴えることによってその強制履行を求め、損害賠償を請求することもできます。

物権とともに「財産権の2大体系」を成しています。

しかし物権が物を直接的に支配する権利であって排他性を持っているのに対して、こちらは債務者に対して一定の行為(給付)を請求することを目的とし、人に対する排他性はありません。

このことから、特定しないものや独立の存在を持たないものについても成立します。

ただ、成立するには公序良俗・強行法規に違反しないこと(適法性)、可能なもの・将来のものでも目的とすることができる(可能性)、履行するまでに確定・成立時に確定してなくてもよい(確定性)といったことが必要条件となります。

なお、借金などの場合、債務者の金銭債務履行が遅れることがあります。

その際、債務者は遅延利息を支払わなければならず、このことは民法419条にも定められています。

その際、債務者側の落ち度によっては債務不履行に陥ったかどうか、具体的な損害が出たのかどうかといったことは不問にされることがあります。

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